韓国のアイドルグループ「NewJeans」が起こした問題は、K-POP界隈だけでなく世界中の音楽業界を騒がせている。未だに事務所とのゴタゴタは続いているが、一体誰が何で揉めているのかわからなくなってきた。当記事では、NewJeans問題を会話形式でわかりやすくまとめた。
- NewJeansはミン・ヒジンをADORの代表に戻して欲しい
- ミン・ヒジンは自分が代表に戻れるよう裁判所に仮処分申請中
- HYBEは現状ミン・ヒジンを代表に戻すつもりはないが、契約期間の5年間はNewJeansのプロデュースを続けて良いと打診
- HYBEがNewJeansを大切にしてくれるのなら、ミン・ヒジンさんはHYBEから撤退すると思う
- 今後は仮処分申請の結果次第で大きく動くだろうと予想している
ミン・ヒジン、ADORからの独立をはかるが、HYBEからの反撃に遭遇
2019年：ミン・ヒジン氏がHYBEに入社
パン・シヒョク氏は、HYBE初のガールズグループを一緒に作ろうとミン・ヒジン氏に声をかける。ミン・ヒジン氏は入社を承諾し、HYBE入社前にはSMエンターテインメントでアルバムコンセプトの制作を手掛けていた経歴を持っていた。二人は女性グループのアイドルを作りたいという想いを共有していた。
2021年：NewJeansのメンバーを巡って対立
NewJeansのメンバーが決定した際、パン・シヒョク氏はサクラとチェウォンをメンバーに加えるよう提案した。しかし、ミン・ヒジン氏はNewJeansのコンセプトが10代の新人ということから、この要求を拒否した。二人の意見が合わず、対立が始まる。
2022年：LE SSERAFIMがHYBEから先にデビュー
パン・シヒョク氏はLE SSERAFIMをHYBE初の女性グループとしてデビューさせることを決める。ミン・ヒジン氏はこれを受け入れられず、NewJeansの宣伝をしないよう要求される。突然、入社当時の合意が無かったことになり、ミン・ヒジン氏は「楽しい?」と嫌味を言われたと主張している。
ミン・ヒジン氏、代表取締役の座を脅かす
2024年2月：ミン・ヒジン氏からの要求
ミン・ヒジン氏は任期満了時に高値で株を買い戻すよう要求し、NewJeansの専属契約を自由にする権利を要求した。これに対しパン・シヒョク氏は、ミン・ヒジン氏がADORをHYBEから独立させようと企んでいると疑念を抱く。
4月22日：パン・シヒョク氏が内部監査を決行
パン・シヒョク氏は、ミン・ヒジン氏がADORをHYBEから独立させようと企んでいるとの疑念から、ADORの内部監査を行う。内部調査の結果、ミン・ヒジン氏が「プロジェクト1945」という経営権奪取の計画を立てていることが判明した。
4月25日：HYBEが反撃
HYBEはミン・ヒジン氏が占い師から会社乗っ取りのアドバイスを受けていたことを暴露。ミン・ヒジン氏はBTSの兵役に関する発言を弁明したが、HYBEはミン・ヒジン氏を刑事告発した。
NewJeans、HYBEに対して要求
5月7日：ミン・ヒジン氏が仮処分申請
HYBEからの刑事告発に対抗するため、ミン・ヒジン氏は自身の解任を不当だとして裁判所に仮処分申請をした。この申請が認められれば、5月末の株主総会での解任を免れることができる。
9月11日：NewJeans緊急配信
NewJeansのメンバーは、HYBEが医療記録や練習生時代の動画を流出させたことや、いじめを受けていると訴えた。ミン・ヒジンをADORの代表に戻すことを9月25日までに要求している。
9月25日：HYBEはNewJeansの要求を拒否
HYBEは、ミン・ヒジンを代表に戻すことはできないが、NewJeansのプロデュースを5年間続けることを提案した。しかし、ミン・ヒジンは納得せず、仮処分申請を続けている。
まとめ
ミン・ヒジンはADORからの独立を画策したとしてHYBEから反撃を受け、現在も裁判所に仮処分申請を行っている。一方のNewJeansは、HYBEに対して不満を表明し、ミン・ヒジンの代表復帰を要求している。今後の裁判所の判断によっては、NewJeansの活動に大きな影響が出るものと考えられる。
この複雑なNewJeans問題については、双方の主張が極端に対立していることが気になります。 一方で、HYBE側の横暴な対応や情報公開の仕方に問題があると感じますが、他方でミン・ヒジン氏も経営権の獲得を画策していたようで、双方に一定の責任があるのではないかと思います。 結局のところ、NewJeansというタレントを育てた原動力となった人物が疎外されるのは望ましくないでしょう。アーティストの自律性と会社側の適切なコントロールのバランスを見出すことが重要だと感じます。 この問題の行方次第では、K-POPシーンの課題が一層明らかとなるかもしれませんが、双方が譲歩して解決に至ることを期待したいと思います。
ニュージーンズ事務所問題の説明
ミン・ヒジンの入社
Q: ミン・ヒジン氏がHYBEに入社した目的は何だったのか？
A: ミン・ヒジン氏は、HYBE初のガールズグループを一緒に作りたかったため、HYBEに入社しました。ミン・ヒジン氏はSMエンターテインメントにもいた経歴があり、女性グループのアイドルを作りたいと考えていたため、パン・シヒョクさんと気が合ったのでしょう。
NewJeansメンバー決定をめぐる対立
Q: なぜミン・ヒジン氏はサクラとチェウォンをNewJeansに入れたくなかったのか？
A: NewJeansのコンセプトは10代の新人グループだったため、サクラ(23歳)とチェウォン(21歳)を入れたくなかったのです。過去に別のグループでデビューしたサクラとチェウォンのメンバーを入れるのは、NewJeansのコンセプトと合わないと考えたため、ミン・ヒジン氏はHYBEの要求を拒否しました。
LE SSERAFIMのデビューをめぐる対立
Q: なぜHYBEはLE SSERAFIMをHYBE初の女性グループとしてデビューさせたのか？
A: HYBEはLE SSERAFIMをHYBE初の女性グループとしてデビューさせ、NewJeansの宣伝を控えるよう指示しました。ミン・ヒジン氏は入社当時の約束が反故にされたと感じ、パン・シヒョクさんから「楽しい？」と嫌味を言われたと主張しています。
ミン・ヒジン氏の要求と突発的な内部監査
Q: ミン・ヒジン氏がADORの独立を企んでいたと、なぜHYBEは判断したのか？
A: ミン・ヒジン氏が任期満了時に、高値での株買い戻しと、NewJeansの専属契約の自由化を要求したことから、HYBEはADORの独立を企んでいると判断しました。パン・シヒョクさんは、ミン・ヒジン氏が「プロジェクト1945」という経営権奪取の計画書を持っていたことも発覚したため、内部監査を決行したのです。
歴史的記者会見と刑事告発
Q: ミン・ヒジン氏は自分が占い師に相談したBTS兵役発言について、どのように説明したのか？
A: ミン・ヒジン氏は、BTSについての占い師との会話はプライベートな雑談程度のものであり、BTSを兵役に行かせるための画策ではなかったと主張しました。確かに占いの結果で兵役が決まるわけではなく、占い師に相談するのは一般的なことだと説明しました。
裁判闘争とミン・ヒジンの交渉
Q: なぜ裁判所はミン・ヒジン氏の仮処分申請を認めたのか？
A: 裁判所は、ミン・ヒジン氏が任務に背いているとは言えないと判断し、仮処分申請を認めました。これにより、5月31日の株主総会でミン・ヒジン氏を解任することができませんでした。
NewJeansの訴求と最終的な決着
Q: HYBEはなぜNewJeansの要求を拒否したのか？
A: HYBEは取締役会の決定によりミン・ヒジン氏を代表取締役から解任したため、ミン・ヒジン氏をADORの代表に戻すことはできないと回答しました。その代わり、NewJeansのプロデュース業務は5年間継続して依頼すると提案しました。
みんなの感想：ニュージーンズ事務所問題の説明
アイドル問題に呆れる
ほんとこういった不祥事やグループ内の軋轢に悩まされるアイドル業界って本当に大変だな。企業側のずさんな管理体制、アーティストの独立欲、お金目当ての要求など、複雑すぎる問題だらけだよ。一体誰が悪いんだか全然わからなくなってしまう。もうこんな世界にいるアイドルたちが可哀そうでしかない。
HYBE側の対応にも問題ありだな
HYBE側もあまり上手くやっていないよな。ミン・ヒジンに対する妨害工作や情報漏洩など、ずいぶんやってきたみたいだし、ファンから批判されるのも当然だと思う。そもそもNewJeansをきっちりと育てられなかったのも問題だと思う。アーティストの要求にもっと寄り添うべきだったんじゃないか。
ミン・ヒジンの要求も過剰すぎる
ミン・ヒジンの要求もかなり強硬すぎるよな。株を高値で買い取らせたり、アーティストの契約を勝手に変更させようとしているのは流石に無理がある。NewJeansを大切にしているとは言っても、自分の利益を最優先にしているのが見え見えだ。こんな人物にグループを任せるわけにはいかないだろう。
事務所とアーティストの確執は後を絶たないな
事務所とアーティストの確執って本当に後を絶たないよね。お金と権力を巡る争いがエスカレートしていくのを見るのは本当に疲れる。NewJeansの件もそうだけど、過去にもいくつもこういった問題が起きてきた。もはや業界全体が腐っているとしか思えない。アーティストの幸せよりも企業の利益が先行しているのが問題だと思う。
業界の闇が見えてくるな
このニュースを見ていると、アイドル業界の闇が見えてくるよな。アーティストとの確執、裏切り、金銭的な搾取など、とてもきれいな世界じゃないことがよく分かる。お金に汚染されすぎていて、本来のアイドル像からはかけ離れてしまっているのが悲しい。本当にこの業界はいつまで続くんだろうか。
NewJeansの子供扱いは気になる
ミン・ヒジンがNewJeansのメンバーを”実の子供のように愛している”と言っているのは気になるな。しかも、彼女自身が育てたグループなのに、HYBEに搾取されていると訴えているあたり、NewJeansにとってはまるで人質のようになっているのかもしれない。メンバー個人の自由意志が尊重されているのか、心配になってくる。
ニュースの内容の複雑さに驚く
ニュースの内容がめちゃくちゃ複雑だな。占い師との会話のリーク、独立計画の策定、株式買い取り要求など、事の大きさに驚くばかりだ。こんなことが業界の中で当たり前のように行われているとは、アイドルの素顔を見せつけられた気分だ。真相はますます掴みづらくなっている気がする。
NewJeansが可哀そうだ
一番気の毒なのはNewJeansのメンバーだと思う。自分たちの意思とは関係なく、企業と個人の確執の犠牲になっている感じだ。医療記録の流出やいじめなど、アーティストとしての活動に支障が出ているのが本当に心配だ。NewJeansは純真な10代のアイドルなのに、こんな汚い問題に巻き込まれるなんて可哀そうでならない。
ミン・ヒジンは自己中すぎる
ミン・ヒジンの要求や行動はあまりにも自己中心的だと思う。自分のキャリアや利益のことばかり考えていて、NewJeansのメンバーのことはほとんど考えていないようだ。しかも、会社の情報を流出させたり、BTSの兵役問題にまで口出ししようとするなんて、企業の秩序を完全に無視しているとしか思えない。こんな人物に会社を任せられるはずがない。
HYBEの対応にも批判的だ
HYBEの対応にも問題があると思う。ミン・ヒジンの独立計画を阻止するために、占い師との会話を流出させたり、刑事告発したりと、あまり建設的な対応とは思えない。互いに利益を最優先して戦っているだけで、アーティストの立場に立って考えられていないように感じる。ファンの信頼を失わないためにも、もっと冷静に対応すべきだと思う。
NewJeansの将来が心配だ
NewJeansの今後の動向がとても気になる。ミン・ヒジンが代表から外されたものの、プロデューサーとしては残されているようだが、HYBEにとって都合の良い形で扱われているのではないかと不安だ。メンバーたちはこの問題に巻き込まれて精神的にダメージを受けているだろうし、今後の活動にも影響が出るのではないか。NewJeansの未来が心配でならない。