昭和初期を舞台にした人気漫画『嘘解きレトリック』が、鈴鹿央士さんと松本穂香さんW主演で実写ドラマ化されることが発表されました。原作ファンからは、キャスティングをめぐってさまざまな反応が寄せられています。当記事では、作品の概要やドラマ化への期待と懸念について解説します。
- 月9初主演の松本穂香さんと鈴鹿央士さんがW主演で、実写ドラマ『嘘解きレトリック』が10月期に放送予定
- 原作の浦部鹿乃子は16歳の設定だが、松本穂香さんが演じるため年齢設定が変更となり、一部のファンから批判的な意見が寄せられている
- 一方、原作の人気が高く、実写化を望む声も多数あるため、良い作品になることが期待されている
- 脚本や演出は『ガリレオ』シリーズのスタッフが手掛けるため、原作の世界観を損なわずに制作されることが期待される
- ネット上では『セクシー田中さん』のような原作改変をめぐるトラブルを懸念する声もみられる
新月9ドラマ『嘘解きレトリック』主演の鈴鹿央士と松本穂香が注目
漫画原作の推理ミステリー作品を実写化
フジテレビが、人気漫画『嘘解きレトリック』を実写ドラマ化することが発表されました。主演には俳優の鈴鹿央士さんと女優の松本穂香さんが抜擢されています。
物語のあらすじと登場人物
『嘘解きレトリック』は、「人のウソが聞き分けられる」能力を持つ浦部鹿乃子と、鋭い観察眼とハッタリの能力に長けた探偵・祝左右馬が出会い、この2人がコンビを組んで「ウソ」や「マコト」が入り交じった難事件を解決していく物語です。
松本穂香さん演じる浦部鹿乃子は、物心がついた時から「人のウソが聞き分けられる」という特殊な能力を持っており、これが原因で故郷の村人たちに気味悪がられ、追われるように村を出ていき行き倒れていたところを、鈴鹿央士さん演じる祝左右馬に助けられます。
左右馬にウソがなかったことから鹿乃子は信頼を寄せ、自分の能力を活かすことができるかもしれないと考え、左右馬の探偵助手になります。一方の左右馬は、借金まみれの貧乏探偵ながら、推理力とハッタリの能力に長けており、鹿乃子の能力を便利だと考え、探偵助手に誘います。
原作との差異に視聴者から懸念の声も
登場人物の年齢設定変更が物議を醸す
原作の浦部鹿乃子は16歳の少女という設定ですが、ドラマ版では27歳の松本穂香さんが演じることが決まり、視聴者から違和感の声が上がっています。
さらに、左右馬を演じる鈴鹿央士さんは24歳と、原作のイメージとも大きくかけ離れています。一部のネット上のコメントでは、「原作との乖離が大きすぎる」といった批判的な意見も見られます。
過去にも、原作との大幅な改変が原因で物議を醸した例があり、同様のトラブルを懸念する声も上がっています。
制作陣の意気込みと視聴者の期待
ドラマ化への意気込みと期待
今回の『嘘解きレトリック』実写化には、人気作品の原作者である都戸利津さんも大きな期待を寄せています。
「和洋の文化が混ざり合ったレトロモダンな舞台、着物に眼鏡、探偵とご飯…自分の好きなものを見たいものをたくさん描いた作品なので、映像としてそれらが見られるのを楽しみにしています。重要な要素でありながら漫画でははっきり表現できなかった”音”も。今こちらに伝わっているドラマ制作陣の熱意が実を結び、ご覧いただくみなさんに楽しんでもらえますように。」
主演の松本穂香さんも「原作に忠実に、漫画の鹿乃子たちを参考にさせていただきながら、ドラマでも、あのほんわかとした空気感を大切にしていきたい」と意気込みを語っています。
一方で視聴者からは、原作との差異を懸念する声も上がっていますが、『ガリレオ』シリーズのスタッフが集結して制作するという点から、期待も寄せられています。
実写化に伴う課題と期待
登場キャラクターのイメージ変更に視聴者の懸念
原作の世界観や登場人物のイメージを反映できるかどうかが、ドラマ化の成否を左右すると指摘されています。特に主要な登場人物の年齢設定変更については、ネット上で大きな波紋を呼んでいます。
- 「松本穂香じゃ年齢いきすぎてるよね 鈴鹿くんとじゃ余計にだし」
- 「原作の鹿乃子は16歳の設定で、左右馬は30過ぎのイメージ。松本穂香さんも鈴鹿央士さんも素敵な役者だけど、松本さんの方が年上で役柄的にはミスマッチだと思う。」
原作ファンの反応と制作陣への期待
一方で、原作ファンからは原作への「忠実さ」を望む声も上がっています。
「原作が本当に本当に好きなのでちょっと残念。とても面白いストーリーで、特にセリフが本当に素敵なので、脚本はあまり変えずに作って頂きたい」
制作陣も、原作の世界観を損なわずに良い作品を作り上げることが重要課題だと認識しているようです。
今後の制作過程に注目が集まるなか、原作ファンの期待に応えるべく、ドラマ化に向けた課題に取り組んでいくことが期待されています。
原作ファンの期待を裏切らないバランス感のある作品になってほしいと感じる。キャスティングにはやや懸念があるものの、スタッフ陣の力で原作の魅力を活かせる可能性もある。松本穂香さんの演技力に期待したいが、年齢差などの設定変更は注意が必要だ。ドラマ化の成否は脚本次第といえよう。原作ファンの声に真摯に耳を傾け、丁寧な制作過程を経て、視聴者に楽しんでもらえる作品になることを願っている。
『嘘解きレトリック』新月9ドラマ：出演者と原作改変の論議
『嘘解きレトリック』の主演キャスト
本ドラマの主演は、俳優の鈴鹿央士さんと女優の松本穂香さんが務める。
ドラマ化された『嘘解きレトリック』のあらすじ
「人のウソが聞き分けられる」能力を持つ浦部鹿乃子と、探偵の祝左右馬が出会い、二人で難事件を解決していく物語。
原作との設定の違いに対する批判的な反応
原作の浦部鹿乃子は16歳設定だが、ドラマでは27歳の松本穂香が演じることから、原作ファンからの批判的な声が上がっている。
原作改変への懸念
過去の実写化作品での原作改変トラブルを懸念する意見もあり、原作の世界観を損なわないよう制作に期待が寄せられている。
みんなの感想：『嘘解きレトリック』新月9ドラマ：出演者と原作改変の論議
月9は無理なのでは?
月9の主役は弱いんじゃないかな。深夜の短めドラマならまだしも、ゴールデン枠の主役には向いてないんじゃないかと思う。最近月9の主役を引き受ける人が少なくなってきているみたいだし。
キャスティングが気になる
原作の浦部鹿乃子は16歳の少女なのに、松本穂香さんが演じるのは微妙だと思う。鈴鹿央士さんとのペアでも年齢のギャップが大きすぎるんじゃないかな。原作の世界観を守れるかが心配だ。
キャラクターのイメージを守って欲しい
脚本だけでなく、キャラクターのイメージも原作通りに再現してほしい。原作ファンにとってはキャスティングが気になるところだと思う。違うイメージのキャラクターだと受け入れにくいかもしれない。
期待を込めて
原作が本当に面白いから、実写化を期待している。特に会話のセリフが素晴らしいので、それを大切に守ってほしい。ファンとしては原作の世界観を損なわれないよう願っている。
悲哀の予感
『セクシー田中さん』の轍を踏まないでほしい。原作のファンからの批判を受けて、作者が急死したという悲しい事態になったけど、今回の『嘘解きレトリック』でも同じようなことが起きるのではないかと心配だ。
違和感あり
月9っぽくないよね。アイドル系の子とかが深夜帯でやるイメージがする。『ミステリと言う勿れ』の二番煎じかもしれないけど、月9の舞台にそこまでの深みが出せるかはわからない。
作品への愛を感じる
原作が本当に大好きな作品なので、実写化されるのを待っていた。キャラクターや世界観が変わらずに、原作の魅力が活かされるといいなと思う。ファンとしては大切にしてほしい作品だ。
意気込み感じられる
松本穂香さんと鈴鹿央士さんのコメントを見ると、原作に対する尊重の気持ちが感じられる。ドラマの方向性が気になるところだけど、現場の意気込みは伝わってきた。上手く原作の良さを活かせるよう期待したい。
原作愛が感じられる
作者の都戸利津さんのコメントを見ると、原作への愛情がよくわかる。漫画では表現しづらかった部分が、ドラマならではの演出で活かせるかもしれない。原作ファンのニーズにも応えられるよう頑張ってほしい。
気になるキャスト
松本穂香さんと鈴鹿央士さんは個性的な役者だと思うけど、原作のキャラクターとはイメージが違うかもしれない。でも、二人の演技力次第で、新しい魅力を引き出せるかもしれない。ドラマ化の成否は俳優陣にも注目したい。