人気ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」の新曲『コロンブス』のミュージックビデオが大炎上を引き起こしている。このMVでは、探検家・コロンブスを演じるメンバーの描写に人種差別的な内容が含まれていたため、批判が噴出し、公開停止に至った。当記事では、この問題の背景や批判の声、Mrs. GREEN APPLEの対応について詳しく解説する。
- 3人組ロックバンド『Mrs. GREEN APPLE』の新曲『コロンブス』のミュージックビデオが大炎上している。
- MVでは、ボーカル&ギターの大森元貴さん、ギター・若井滉斗さん、キーボード・藤澤涼架さんが、コロンブス、ナポレオン、ベートーヴェンに扮している。
- MVの内容は、先住民を弾圧したコロンブスの歴史をオマージュしており、人種差別的で植民地支配を肯定するとして大きな批判を受けている。
- この問題を受けて、Mrs. GREEN APPLEの所属レーベルやレコード会社が謝罪コメントを発表し、MVを非公開にした。
- 早期に動画を非公開にしたものの、すでにネット上で問題シーンが拡散されており、Mrs. GREEN APPLEのイメージが悪化している。
Mrs. GREEN APPLEの新曲『コロンブス』の内容と問題シーン。植民地支配を肯定、不適切な演出で波紋を広げる
新曲『コロンブス』のミュージックビデオが炎上
人気ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」の新曲「コロンブス」のミュージックビデオ(MV)が大炎上しています。MVでは、ボーカル&ギターの大森元貴、ギターの若井滉斗、キーボードの藤澤涼架が、それぞれコロンブス、ナポレオン、ベートーヴェンを演じ、500万年以上前の時代に類人猿たちと遭遇するというストーリーになっています。
問題になったのは、先住民への差別的な描写
しかし、このMVには歴史的な事実を無視した問題のある表現が含まれていました。探検家コロンブスは、アメリカ大陸の発見者として知られていますが、同時に先住民の弾圧や奴隷制の導入、大量虐殺などの残虐行為も行っていたことで知られています。
MVでは、コロンブスたちが島の類人猿に馬の乗り方やピアノの演奏を教えたり、人力車を引かせるシーンなどがあり、これらは先住民の搾取や奴隷化を連想させる内容として批判を呼びました。
ネット上では批判の嵐
ネット上では以下のような批判が殺到しています。
- コロンブスというタイトルと欧州貴族風の人間、そして馬車を引くもの、乗る者という描写が問題
- 最初から最後まで全部アウト。事務所やレコード会社も関係者にいなかったのか
- 歴史を少しでも勉強した人がいなかったのか
レーベル側が謝罪、今後の対応は不透明
MVを非公開に
この騒動を受けて、『コロンブス』のMVは非公開となりました。Mrs. GREEN APPLEが所属するレコード会社やレーベル、事務所が連名で謝罪コメントを発表しています。
謝罪コメントと今後の対応
本映像はMrs. GREEN APPLEの所属レーベルであるEMI Recordsと所属事務所Project-MGAで制作いたしましたが、歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現が含まれていたため、公開を停止することといたしました。当社における公開前の確認が不十分であり、皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。今後は細心の注意を払って作品を届けていく。
今後、『コロンブス』のMVは再制作されるのか否か明らかではありません。しかし、今回の問題を真摯に受け止め、歴史や文化への理解を深めた上で、慎重に対応してほしいと思います。
Mrs. GREEN APPLEの『コロンブス』MVの問題は、確かに後世に悪名高い人物であるコロンブスを主人公にしたことが元凶だと言えます。バンドメンバーの良からぬ意図はなかったと思いますが、歴史的背景への理解が不足していたことは明らかです。音楽ファンにとっては残念な出来事ですが、先住民に対する差別的な描写は絶対に許容できるものではありません。この件を契機として、アーティストやクリエイターが歴史や文化について深く学び、よりよい作品を世に送り出すことを願っています。報道の通り、今回の騒動は大きな教訓となるはずです。バンド側の謝罪コメントには、反省の念が伝わってきます。これを機に、彼らが真摯に向き合い、社会性の高い作品を生み出してくれることを期待しましょう。
よくある質問Q&A:「Mrs. GREEN APPLEの新曲「コロンブス」 問題の演出で波紋」
なぜMrs. GREEN APPLEの新曲「コロンブス」のMVが炎上したのか?
MVでは歴史上の人物コロンブスが類人猿に文明を教えたり馬車に乗らせたりするシーンがあり、これが先住民の奴隷化を連想させ、人種差別的な内容だと批判されたためです。MVの内容は先住民支配や人権侵害を肯定するものと受け取られ、ネット上で大きな怒りを呼び起こしたのです。
なぜレコード会社やアーティストは事前に問題のある内容に気づかなかったのか?
事務所や制作スタッフ、広告代理店、スポンサーであるコカ・コーラなど関係者が多数いたにもかかわらず、歴史的背景への理解が不足していたため、問題のある表現に気づくことができなかったようです。アーティスト自身が無知だったとしても、関係者全員が適切な確認を怠ったことが炎上の原因となったと考えられます。
今後Mrs. GREEN APPLEはどのように対応するか?
MVは非公開となり、所属各社が謝罪コメントを出しました。今回の問題を踏まえて、より慎重にコンテンツ制作を行い、歴史や文化的な背景への理解を深めていく必要があるとしています。新たなMVの制作や今後の対応については、まだ明確ではありません。
みんなの感想:「Mrs. GREEN APPLEの新曲「コロンブス」 問題の演出で波紋」 これ、完全にアウトやろ!
Mrs. GREEN APPLEってどんだけくだらないことやってるんや。コロンブスなんて革命家や音楽家でも何でもねえよ。単なる残虐な植民地主義者だし、その歴史的事実をないがしろにしてるのが許せねえ。あんなアホらしいMVなんて誰が許可したんだ。レコード会社やコカ・コーラのマーケも無能すぎるだろ。
ちょっと反省してほしい
コロンブスについて調べもせずにMVを作るなんて、ちょっと考えが甘すぎだよね。でも、一応謝罪はしてるみたいだからまだマシかもしれない。これからはもっと慎重にコンテンツを制作してほしいな。しっかりと歴史的背景を理解して、誤解を招くような表現は避けてほしい。
悪意はないと思うけどさすがに問題あり
Mrs. GREEN APPLEの人たちは歴史に詳しくなかったのかもしれないけど、あれだけの大作品を出すなら事前の確認は徹底してほしかった。コロンブスの実績を知らずにこんなMVを作るなんて、ちょっと無責任すぎる。でも、謝罪してくれたし、これからは気をつけてやっていってほしいな。
もったいない炎上だと思う
Mrs. GREEN APPLEはこれまで良い音楽を出してきたし、そこまで悪意がある訳じゃないと思う。歴史の知識が浅かっただけで、別に人種差別を意図してたわけじゃないだろう。MVを非公開にして謝罪したのは適切な対応だと思う。これからは慎重になってほしいけど、ファンとしては早く新曲を聴きたいな。
もっと事前検討するべきだったね
Mrs. GREEN APPLEの人たちも、コロンブスの歴史をちゃんと調べればこんな騒動にはならなかったと思う。でも、レコード会社とかプロデューサーの人たちにもチェックする責任があるだろう。少しは常識的に考えられなかったのかな。次はもっと慎重にいってほしいわ。
過剰反応だと思う
まあ、MVの表現に問題があったのは間違いないけど、批判が過剰すぎるんじゃないかな。Mrs. GREEN APPLEの意図は悪くなかったと思うし、しっかり謝罪もしてるから。この程度の問題で大炎上するのは少し大げさすぎるんじゃないかな。これからはもっと慎重にいくべきだけど、ファンとしてはこの先の作品に期待したいと思う。
ガチでやばい内容だった
コロンブスという歴史的な人物の実在を無視して、しかも先住民を猿扱いするなんて、Mrs. GREEN APPLEの制作陣は頭がおかしいんじゃないか?事前チェックできなかった上司たちもアウトじゃないか。これじゃあ、世界進出どころじゃないだろ。完全に自爆しちゃったな。
反省と改善に期待したい
Mrs. GREEN APPLEの人たちは歴史的な背景を理解できていなかったみたいだけど、それでも誤解を招くような表現は避けるべきだったんじゃないかな。でも、今回の炎上を受けて謝罪もしてくれたし、これからは慎重に制作していくと言ってるから、次の作品に期待したいと思う。反省と改善に努めてほしい。
コーラ側の責任も大きい
このMVを企画・制作したのはコカ・コーラ側だからね。コロンブスという人物の歴史的な評価を理解できていなかったんじゃないか?音楽プロモーションにあたっては、慎重な配慮が必要だったはずなのに完全に見落としてたみたい。Mrs. GREEN APPLEだけじゃなく、コーラ側の責任も問われるべきだと思う。
お詫びだけじゃ不十分だ
Mrs. GREEN APPLEはもちろん、所属事務所やレコード会社もこのMVの問題点に気付かなかったのはさすがに無責任過ぎる。お詫びだけじゃなく、今後の対応策をしっかり示してほしい。単に非公開にするだけじゃなく、何か具体的な措置を取るべきだと思う。歴史に対する理解を深めて、二度とこんな問題を起こさないよう、徹底的に改善してほらしい。